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職業訓練の交通費(通所手当)・寄宿手当とは

最終更新 2026年7月15日

訓練でもらえるのは「月10万円」だけではない

職業訓練の給付というと月10万円の受講手当が注目されがちですが、実際にはそれ以外にも通学の交通費や、家族と離れて通う場合の家賃補助にあたる手当があります。これらは金額こそ手当ほど大きくないものの、遠方から通う人や別居して通う人にとっては生活を大きく助けるものです。この記事では通所手当と寄宿手当の2つを整理します。給付金全体の要件は給付金(月10万円)の解説をご覧ください。

通所手当(交通費)─ 月上限42,500円

通所手当は、自宅から訓練施設まで通うための交通費として支給される手当です。上限は月42,500円までとされています。電車やバスなどの公共交通機関を使う場合の定期代相当や、条件によっては自動車通所の距離に応じた額が対象になります。ポイントは次のとおりです。

近くの施設を選べば交通費を抑えられますが、学びたい分野のコースが遠方にしかないこともあります。東京都のコース一覧などで、通いやすさとコース内容のバランスを見て選ぶとよいでしょう。

寄宿手当 ─ 月10,700円

寄宿手当は、訓練を受けるために家族と離れて住む必要がある場合に支給される手当で、金額は月10,700円です。たとえば、自宅から通える範囲に希望のコースがなく、施設の近くにアパートを借りて別居しながら通う、といったケースが想定されます。ただし「別居すれば誰でももらえる」ものではなく、その別居が訓練を受けるうえで必要だとハローワークに認められることが前提です。単に一人暮らしをしている、という理由だけでは対象になりません。

受給するための前提と注意点

これらの手当は、多くの場合、給付金(職業訓練受講給付金)や雇用保険の受講あっせんとセットで支給されます。そのため、次のような大前提があります。

出席率が下がると手当そのものが受けられなくなる点は、月10万円の手当と同じです。働きながら通う場合の出席の考え方はアルバイトと給付金の記事も参考になります。

申請の流れと確認方法

通所手当・寄宿手当は自動で振り込まれるわけではなく、訓練の申込み・受講の手続きの中で申請します。定期券のコピーや住居の状況がわかる書類など、経路や別居の実態を示す資料を求められることがあります。応募から受講までの全体の流れは応募方法・申込みの流れにまとめています。

金額(月上限42,500円・寄宿手当10,700円)や対象条件は、制度改正や個々の通学状況によって変わることがあります。自分の経路でいくら支給されるか、寄宿手当の対象になるかは、必ずお住まいの地域を管轄するハローワークでご確認ください。この記事は一般的な目安の説明です。

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